側線器官そくせんきかん 両生類の幼生および円口類, 魚類 の体の両側の 頭部 から尾部にわたって並ぶ 触覚 器官。 魚類では皮膚表面の 側線 管内にあり,鱗の小管を通じて外部と連絡。 この小管をもつ鱗の列は外観上,側線と呼ばれる。 受容器 は感丘と呼ばれ,高等動物の 内耳 の聴器や 平衡器 官に類似の構造をもつ。 水流 の圧力を感受し,流れの方向 トガリムネエソ Argyropelecus aculeatus (ムネエソ科)。 上向きの管状眼と、著しく側扁した平べったい体を持つ。 透明度にもよるが、水深1,000メートル程度まではかろうじて太陽光が届くため、この領域に住む深海魚には体に対して非常に大きな 眼球 を持つものがいる。 さらに デメエソ科 ・ムネエソ科・ヨコエソ科魚類など少なくとも11科の深海魚は、眼を日本大百科全書(ニッポニカ) 側線(動物)の用語解説 魚類と両生類の体側にみられ、頭部より尾部に連なる線をいう。これは側線器または感丘とよばれる機械受容器が並んだものである。典型的な硬骨魚類の場合、側線器は側線管という長い管の中にある。
魚の聴覚について少し 魚に耳はあるのか でるとるあそぶ